2018年07月31日

クロアチアの旅2018 <1>

 首都ザグレブのドーラッツ市場はベスト3に入る人気観光スポットです。
 ここは留学時代、食材を求めて通った懐かしい場所ですが、買い出しの度に私が足しげく通ったのは手作りの刺繍作品を売る店でした。
 顔なじみの女性は今も当時と同じところで店を構え、遠い日本から来た旅人を暖かく迎えてくれました。
 まず目を引いたのは、ある年号と短い文が縫い込められた作品でした。店主のお母さんが作ったというこの作品には「1948 この花は枯れない。」と刺繍されていました。
 1948年は旧ユーゴスラビアが戦後独自の道を進み始めた年です。
 慎ましく暮らす農家の主婦の強い意思が、美しい色彩と共に伝わってくるような気がします。

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posted by ラツコヴィッチ・アート・ジャパン at 11:04| クロアチア便り

2018年07月27日

宝石のようなケーキ

 柏にある「農en Restaurantテーブルビート」で懐かしいケーキに出会いました。
 薄く焼いた生地とラズベリークリームを交互に重ねたケーキは、クロアチアの甘味処に飾られていた宝石のようで積み木のような愛らしい形に似ていました。
 ほんのり甘く、香り豊かなケーキを味わいながら、6月に旅したハンガリー国境近くの町・ジュルジェヴァッツのお菓子フェスティバルを思い出しました。

テーブルビートのケーキ
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鶏祭りの会場で、民族衣装に身を包み自慢のケーキを披露するご婦人たち
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posted by ラツコヴィッチ・アート・ジャパン at 08:46| クロアチアの食

2018年07月24日

「炎の男」サッカー・クロアチア代表に感謝

 「炎の男」は選手達のニックネームです。ロシア大会での活躍はまさにその名にふさわしく、クロアチア国民はもちろんの事、世界中のサッカーファンの心をとらえたと思います。
 メディアからの監督への質問「人口420万のクロアチアのサッカーがこれほど強いのはなぜですか?」に対して、監督は「クロアチアは国民全員が監督であり、選手です。私たちは共に戦っているのです。」と答えました。
 大会終了後、ザグレブの友人から届いた新聞には、イエラチッチ広場を埋め尽くした人々の姿がありました。

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posted by ラツコヴィッチ・アート・ジャパン at 09:58| クロアチア

2018年07月21日

サッカーワールドカップ

 クロアチアが準優勝という歴史的快挙を成し遂げてから5日が経ちました。
 凱旋パレードでは多くのファンが空港やイエラチッチ広場周辺で出迎え、その数何と50万人。そして、選手たちを乗せたバスは、約6時間かけてザグレブ市の中心イエラチッチ広場に到着しました。
 モスクワでの表彰式には、フランス大会で得点王に輝いたシューケルの姿があり、2002年の日韓大会を思い出しました。当時息子と共に通訳ボランテイアに参加した私は、キャンプ地の新潟県十日町市でシューケルと会話をする幸運に恵まれました。

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シューケルとのツーショット

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報道陣とのパーティーに参加した息子

posted by ラツコヴィッチ・アート・ジャパン at 18:03| クロアチア便り

2018年07月15日

サッカー・ワールドカップ クロアチア決勝進出

 ロシア大会・準決勝においてクロアチアは歴史的勝利を成し遂げました。
 振り返ればフランス大会、ドイツ大会では予選リーグで日本と同じグループになりクロアチアは注目を浴びていました。
 今回のヨーロッパ予選ではプレーオフに回り、ギリシャに勝って出場権を得たクロアチアですので、ここまでくると予想した人は少ないと思います。
 今年の6月末から7月初めにかけて、私は友人と共にクロアチアを旅していました。ザグレブ空港に降り立った時、まさにアルゼンチン戦の後半真っ最中でしたので、ホテルまでのタクシーの中で観戦しました。
 更に決勝リーグ初戦のデンマーク戦を、ザグレブ市民に混じってイエラッチッチ広場の特設会場で観戦するという幸運に恵まれました。
 今夜の決勝は選手たちの力を信じて応援。 

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posted by ラツコヴィッチ・アート・ジャパン at 20:00| クロアチア便り