2019年09月21日

クロアチアの記憶「庶民のクリスマス」

 当時、ザグレブではクリスマスが近づいても、街に音楽が流れることはほとんどありませんでした。日本と比べてとても質素な印象をうけましたが、国営デパートや市内の商店ではオーナメントのコーナーが開設されたので、電飾選びを楽しむことが出来ました。
 「クリスマスのミサに参列したい」という夢がかなったのはそれから間もなくのことでした。
 24日の晩、大家さんに連れられて向かったのは小さな教会でした。ミサの神聖な雰囲気に包まれ、天空に舞う天使たちの姿に心洗われる思いがしたのを覚えています。 
 12時を回った時、参列者たちは別室に用意されたラキア(手作りのプラムブランデー)で乾杯し、持ち寄ったお菓子を囲んでスレータン・ボージッチ(メリークリスマス)と声を掛け合っていました。
posted by ラツコヴィッチ・アート・ジャパン at 14:18| クロアチア