2023年08月29日

トマトピューレ作り

 北海道産の完熟トマトが手に入ったので、久し振りにピューレ作りをしました。
 トマトはクロアチア語でライチッツアですが、旧ユーゴスラヴィア時代にはパラダイスと呼ばれていて、セルビアに留学していた夫にとってパラダイスの方がなじみがあるようです。
 また、私と同世代の人達の中には「ピレー・パラダイザ」と呼ぶ人もいます。
 ざく切りしたトマトに塩を振ってひと晩置き、水分を取り除いたトマトをじっくり煮込んでから裏ごししたら完成です。
 湯せんして熱くなった瓶に出来立てのピューレを注いで蓋をし、毛布にくるんでゆっくり冷ますと常温でも保存可能です。この方法でクロアチアの主婦たちは1年分を作るそうです。
 ピューレは郷土料理のパプリカの肉詰めに欠かせないソースであり、夏のおふくろの味マフネ(いんげんの煮込み)の仕上げにも使います。


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posted by ラツコヴィッチ・アート・ジャパン at 17:12| 日記