2013年08月22日

クロアチア便り

教会に入ると
 カピトル通りを北に進むと左手にフラニエヴァッツ教会が見えてきます。道に面した入り口がないのでいつも通り過ぎていたのですが、昨日は路地を歩いていて偶然入り口を見つけました。
 星を散りばめたコバルトブルーの天井、リボンのような模様が愛らしい壁面、聖書の一場面やさまざまな生き物がモチーフのステンドグラスが印象的でした。

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posted by ラツコヴィッチ・アート・ジャパン at 18:07| クロアチア便り

2013年08月19日

クロアチア便り

1番人気はミロゴイ墓地?
 ザグレブ観光の目玉はたくさんありますが、ある情報ではミロゴイ墓地とドラツ市場が1・2を争っているとか。確かにどちらも素晴らしく何度訪れても新しい発見があります。
 今日は日本からのお客様を案内してミロゴイに向かいました。
 いつもの様に墓地の近くの花屋さんでブーケとろうそくを買い、ラツコヴィッチ・ハンズロフスキー両氏のお墓参りをしました。
 19世紀末から20世紀初め「女性の居場所は台所。」と言われた時代に、クロアチア初のジャーナリストとして活躍し、女性問題にも取り組んだマリア・ユリッチ・ザゴルカ女氏もここに静かに眠っています。

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posted by ラツコヴィッチ・アート・ジャパン at 12:07| クロアチア便り

2013年08月17日

クロアチア便り

エコアートに出会える街
 クロアチア旅行の楽しみは数限りなくありますが、美術を専門としている私にとってエコアートとの出会いは特別な意味をもっています。
 リキュールの瓶に麻ひもを巻き貝殻や石・ドライフラワーをあしらったもの、石と針金をプラスしてアドリア海の魚をイメージしたもの、ダンボールに布や糸・包装紙をコラージュしたクリスマスカードなどさまざまです。
 今回私をひきつけたのはV先生の作品です。彼女は35年に及ぶ教育活動の中で、常に自然物を使った創作活動に取り組んできました。そして毎年春に開催される花フェスティバルに子ども達の作品を出品しています。今年は子ども達のお気に入りの作品を大統領にプレゼントしたそうです。
 V先生の自宅では空き瓶や空き箱がアートに生まれ変わるのを待っています。

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posted by ラツコヴィッチ・アート・ジャパン at 13:59| クロアチア便り

2013年08月16日

クロアチア便り

アドリア海に挨拶
 美容師のアデラさんに誘われてクルク島への日帰りバスツアーに参加しました。
 6時出発。天気は曇り。昨日までの猛暑から一転し上着を着てちょうどいい気温でした。
 バスが動き始めてしばらくすると美味しそうなパンが配られ、続いてくるみとレモンの自家製リキュールが回ってきました。車内を流れる民族音楽や歌謡曲が心地よく、さらに車窓には手付かずの森が広がっていました。コウノトリやカモシカの姿も見かけました。
 2時間程すると雲が晴れてきて「ほら、やっぱり太陽が出たね。」と歓声があがり、アドリア海が見えてきました。本土と島を結ぶ橋からの眺めは圧巻でした。バスは定刻の8時半にクルク島の保養地に到着しました。
 海に着きレンタルの長いすに荷物を置いてから、参加者はまずカフェに落ち着きました。そこで大人はコーヒー、子どもはアイスクリームを注文しました。
「私たちは泳ぐ前にこうやって海に挨拶をするのよ。」アデラさんが言いました。

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posted by ラツコヴィッチ・アート・ジャパン at 23:34| クロアチア便り

2013年08月15日

クロアチア便り

ナイーブアート美術館
 旧市街のナイーブアート美術館は私にとって特別な場所です。初めてここを訪れたのはザグレブに住み始めた頃ですから、確か1987年の秋だったと思います。そしてクロアチア語で何とか会話ができるようになった頃再び美術館に行き、ラツコヴィッチ氏の連絡先を教えていただきました。初対面の日本人の願いに耳を傾け、親身になって対応してくれた学芸員さんにはとても感謝しています。
 あれから25年、ナイーブアート美術館は今も暖かくお客さんを迎えています。
 先週末、館内で素敵な日本人ご夫妻にお会いしました。ガイドブックでナイーブアート美術館の情報を得たのだそうです。限られた時間の中でここを選んでくれたことに感謝しながら、ガラス絵の技法やナイーブアートの歴史について説明させてもらいました。
 最後に、奥様から「ラツコヴィッチの冬景色とても気に入っています。」という言葉があり感激しました。

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posted by ラツコヴィッチ・アート・ジャパン at 17:05| クロアチア便り

2013年08月11日

クロアチア便り

メシュトロヴィッチのアトリエ
 クロアチアを代表する彫刻家メシュトロヴィッチ(Ivan Meštrović 1883〜1962)のアトリエは、旧市街にある聖マルコ教会の近くのムレタチカ通りにあります。彼は1922年から家族とともに約20年間ここに住み、多くの作品を制作しました。代表作の一つにあげられるのはアメリカ・シカゴにあるインディアンの騎馬像です。彼はこの騎馬像をこのアトリエで制作しました。メシュトロヴィッチのギャラリーはスプリットの海を見下ろす高台にもあります。さらに近くの小さな教会でも彼の作品(壁面を飾る木彫)を見ることができます。
 クロアチア国内でも数多くのメシュトロヴィッチの彫像に出会うことができ、クロアチア大学法学部の前の「クロアチアの歴史」は独特のフォルムと気高さで見る人の心を惹き付けます。
 聖マルコ教会のキリスト像とピエタさらに壁一面に描かれたフレスコ画も彼の作品です。
展示作品は126点で、居間に置かれた木製のテーブルといす、2階に続く階段は彼のデザインによるものです。いすの背もたれに施されたレリーフも素晴らしいです。
 居間の壁に掛かるキリストは天使の羽に抱かれています。天使の顔は仏像のようにも見えます。
 帰り際に「また参ります」と言うと、「次回は入場料はいりません。ただし同じチケットを持参してください。」
学芸員さんの嬉しい言葉が返ってきました。

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広い会場でたった一人作品を見守る青年。騎馬像の制作をした天井の高いアトリエです。

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自身の母を表現した作品で、正面台座にグラゴル文字で「クロアチアの歴史」ときざんであります。

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居間の壁に掛かるキリスト像。


posted by ラツコヴィッチ・アート・ジャパン at 13:04| クロアチア便り

2013年08月09日

クロアチア便り

カフェ「お菓子の家」も夏休み
 午前9時過ぎ、暑さを避けてツゥカルチッチェヴァ通りのカフェ・イーヴィッツァ・マーリッツァ(ヘンゼルとグレーテル)に行ってきました。可愛いドアには「営業日のお知らせ」が貼ってあって、7月24日〜8月11日は夏休みのため休業とのこと。お隣の同系列のレストランもお休みでした。観光シーズン真っ最中の稼ぎ時に夏休みをとるところは、いかにもクロアチアらしいなと思いました。
 市内を歩くと同じような張り紙を度々目にします。クロアチアでは夏に2週間から4週間の夏休みとるのが普通です。郵便局、銀行、商店などは、それぞれの職場でやりくりして交代でとっているようです。また先日出会ったタクシー運転手さんは、この夏の収益によって自分で時期と期間を決めるのだと言っていました。

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posted by ラツコヴィッチ・アート・ジャパン at 17:44| クロアチア便り

クロアチア便り

熊谷っ子もびっくり!
クロアチアは今年一番の暑さを記録しています。
37度以上の気温がすでに1週間、昨日と今日は39度です。
熊谷育ちで暑さに慣れている私も疲れぎみです。
(ただし、食欲は旺盛で、相変わらずケーキ、ビール、ワインで元気回復を図っています。)

posted by ラツコヴィッチ・アート・ジャパン at 10:37| クロアチア便り

クロアチア便り

街歩き
ツゥカルチッチェヴァ通りと垂直に、かつてのカピトルとグラデッツ地区の戦い
の歴史を今に伝える「血の橋」という通りもあり、クロアチアで初めての女性
ジャーナリスト・ザコルカの彫像、日時計、お菓子の家をイメージしたヘンゼル
とグレーテル(イーヴィツァ・マーリッツァ)というケーキとカフェの店もあっ
て盛りだくさんです。

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ツゥカルチッチェヴァ通り

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クロアチアで初めての女性ジャーナリスト・ザコルカの彫像

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カフェ&ケーキ《ヘンゼルとグレーテル(イーヴィツァ・マーリッツァ)》


posted by ラツコヴィッチ・アート・ジャパン at 10:36| クロアチア便り

2013年08月04日

クロアチア便り

イースターの卵 (ナイーブの心とともに)
 イエラチッチ広場からドーラッツ市場への階段を上らず左に進むと、そこはもうツゥカルチッチェヴァ通りです。19世紀末には小川だったところが道になり、昔のままの町並みを残しています。両側はレストランやカフェが軒を連ね、地元の常連さんや観光客で一日中賑わっています。
 通りを少し進むと右手に大きな卵が見えてきます。フレビネ村でも見たナイーヴアートの景色が描かれた卵です。ここを通る観光客の多くがカメラにその姿をおさめているこの卵は、イースターの頃になると聖母被昇天大聖堂の前に置かれるそうです。
フレビネで見た卵には4人、こちらには5人サインが入っていました。
 この卵は国内はもちろんオーストリア、スペインなど海外にも運ばれナイーブの心を伝えています。
 いつか日本の美しい自然の中で見てみたいと思います。

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ザグレブ・ツゥカルチッチェヴァ通りのナイーブアートギャラリー前にある卵

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クロアチア・ナイーブアート発祥の地フレビネ村には2つの卵があります。

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私が出会った卵は全部で4つ。もう一つはジュルジェヴァッツのホテル・ピーコックに置かれていました。

posted by ラツコヴィッチ・アート・ジャパン at 22:50| クロアチア便り