2013年08月09日

クロアチア便り

街歩き
ツゥカルチッチェヴァ通りと垂直に、かつてのカピトルとグラデッツ地区の戦い
の歴史を今に伝える「血の橋」という通りもあり、クロアチアで初めての女性
ジャーナリスト・ザコルカの彫像、日時計、お菓子の家をイメージしたヘンゼル
とグレーテル(イーヴィツァ・マーリッツァ)というケーキとカフェの店もあっ
て盛りだくさんです。

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ツゥカルチッチェヴァ通り

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クロアチアで初めての女性ジャーナリスト・ザコルカの彫像

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カフェ&ケーキ《ヘンゼルとグレーテル(イーヴィツァ・マーリッツァ)》


posted by ラツコヴィッチ・アート・ジャパン at 10:36| クロアチア便り

2013年08月04日

クロアチア便り

イースターの卵 (ナイーブの心とともに)
 イエラチッチ広場からドーラッツ市場への階段を上らず左に進むと、そこはもうツゥカルチッチェヴァ通りです。19世紀末には小川だったところが道になり、昔のままの町並みを残しています。両側はレストランやカフェが軒を連ね、地元の常連さんや観光客で一日中賑わっています。
 通りを少し進むと右手に大きな卵が見えてきます。フレビネ村でも見たナイーヴアートの景色が描かれた卵です。ここを通る観光客の多くがカメラにその姿をおさめているこの卵は、イースターの頃になると聖母被昇天大聖堂の前に置かれるそうです。
フレビネで見た卵には4人、こちらには5人サインが入っていました。
 この卵は国内はもちろんオーストリア、スペインなど海外にも運ばれナイーブの心を伝えています。
 いつか日本の美しい自然の中で見てみたいと思います。

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ザグレブ・ツゥカルチッチェヴァ通りのナイーブアートギャラリー前にある卵

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クロアチア・ナイーブアート発祥の地フレビネ村には2つの卵があります。

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私が出会った卵は全部で4つ。もう一つはジュルジェヴァッツのホテル・ピーコックに置かれていました。

posted by ラツコヴィッチ・アート・ジャパン at 22:50| クロアチア便り

2013年08月01日

クロアチア便り

ザグレブブーケ
 クロアチアの人たちにとって花束はとても身近な存在です。友人の家を訪ねる時には大抵花束を持って行きます。
 先日、V先生が色とりどりの花が一つになったブーケを持って我が家を訪れ「これは、ザグレブブーケといいます。ステキでしょ。」とおっしゃいました。それ以来ずっとこのブーケが気になっていました。
 今日は暑さが少し和らいだので、久しぶりに友人とカフェで過ごしました。一緒にドーラッツの花市場に立ち寄ると3つのザグレブブーケが目に入りました。値段は5クーナ(90円)で安かったので聞いてみると、午前中は10クーナだったけど暑いので早く帰りたいから半額にしたとのこと。これはラッキーと、二人でそのザグレブブーケを買いました。

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posted by ラツコヴィッチ・アート・ジャパン at 10:40| クロアチア便り

2013年07月29日

クロアチア便り

猛暑でも、街のカフェは人でいっぱい
 3・4日前から気温が上昇し始め、天気予報によると今日は内陸を中心に今年一番の暑さで、特にスラボニア地方では40度近くになるかもしれないとのことです。 
 朝7時にパンを買いに行くと、大きな犬を連れた夫人が木陰の下のカフェでくつろいでいました。また、9時前に郵便局のあるブリタンスキー広場に行きましたが、そこのカフェもすでに賑わっていました。
 我が家は鎧戸を下げて熱気が入らないようにしています。明日はいっきに6・7度下がりそうなので期待しています。

posted by ラツコヴィッチ・アート・ジャパン at 23:44| クロアチア便り

2013年07月27日

クロアチア便り

テレビが面白い
言葉のためと思い、一日中ラジオかテレビをつけています。ドラマやニュースの他、民族音楽をはじめ、クラッシックを中心にかけている局もあって退屈しません。
テレビで水球(クロアチア対南アフリカ)の試合を中継していたので、観戦しました。クロアチアは強いと聞いていましたが、あれよあれよという間に19対0で圧勝しました。本当なんですね。


posted by ラツコヴィッチ・アート・ジャパン at 23:55| クロアチア便り

2013年07月25日

クロアチア便り

ザグレブっ子になった気分
今月から市電とバスの定期を利用し始めました。そのおかげで市内は方向に関係なく一日中乗り放題ですし、コントロールの人達がいつ調べに来ても心配なしです。
先日、地方から出てきた人に道を尋ねられ、教えてあげました。

ウイーンにいる気分
ウイーンから帰って数日後、いつものようにカフェでケーキを食べました。その味が、ウイーンで食べたものと同じだと感じたので、改めて店の名前を見たら「ウイーンカフェ・アイーダ」とありました。もちろん、クロアチアのケーキも素晴らしいので甘党の私には最高の街です。
ウイーン カフェ・アイーダ
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Aida 1883年創業の老舗。
http://www.aida.hr/
素敵!!(ラツコビッチ・アート・ジャパン/スタッフの感想)

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posted by ラツコヴィッチ・アート・ジャパン at 17:52| クロアチア便り

2013年07月22日

クロアチア便り

7/21
フレビネ地区の観光ガイドには画家11人と彫刻家1人の作品が紹介されています。
先日お世話になったのはブランコ・マティナさんで、現在フレビナで活動している作家達の中心的存在です。
絵を描き始めたのは1972年からで、ずっと絵一筋でやってきたそうです。ピンク色の家の玄関には「アトリエへようこそ!」という看板が掛けられていました。案内された部屋はギャラリーになっていて、壁いっぱいにガラス絵が飾られていました。また、仕事場兼玄関と居間もガラス絵でいっぱいでした。

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マティナ(Matina)さんのお宅

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マティナ家は3世代6人家族で、猫2匹と豚3匹との静かであたたかな暮らしぶりでした。

コプリヴニッツァからフレビネまでは車で15分ほどです。
途中屋根に巣を作っていたコウノトリと二回すれ違い、思わず「わー、本物だ!」と声に出してしまいました。
フレビネには信号もレストランもなく、村の中心にはナイーヴアート美術館、観光局、教会、郵便局がそれぞれ徒歩2・3分のところにあります。
そしてマティナさんの家に向かい合うように、フレビネ小学校がたっていました。
マティナさんはもちろん、イヴァン・ゲネラリッチもこの学校に通ったそうです。
校内にはイヴァン・ゲネラリッチの大きなフレスコ画が飾られていました。

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フレビネ小学校の中の展示作品

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フレビネ小学校の中の展示作品

フレビネ村の人々はとても親切で、すれ違う度に「ドバルダン(こんにちは)」と声を掛けられました。
この一言の中に「ようこそいらっしゃいました。ゆっくりしていって下さい。」という気持ちがこもっているような心地よい挨拶でした。
(from Zagreb)

7/20 
昨日の晩は外出せず、テレビで第47回国際民族芸能祭を観ました。
今年は国内17地域、海外からは、ドイツ、チェコなど11カ国からの参加があり、音楽も衣装も踊りも素晴らしいです。
演技前の解説の中で、Podravina地方の民族舞踊が昔の映像で紹介されていました。スカーフをかぶり、スカートに前かけという素朴な衣装で踊る姿や、楽器を演奏している男性達の表情が、ラツコヴィッチ作品に描かれている光景そのものだなという印象を受けました。
近い将来、日本国内でラツコヴィッチのデッサン「音楽シリーズ」を展示する機会があったら、是非一緒にCDを流したいと思いました。
(from Zagreb)

7/17
今日から芸能祭りがスタートしました。イエラチッチ広場の特設ステージでは午前10時から演技が始まり、大勢の地元ファンや観光客が集まっていました。また、これにあわせて広場には刺繍製品・ハートのスベニール・おもちゃ・ラベンダーなどの土産物屋が軒を連ねていました。
今朝は、パブレック・ミシキナ小学校のv先生と市場で野菜を買い、トゥカルティッチェヴァ通りのカフェでコーヒーを飲みました。そして、昼食に習いたての野菜シチュー、デザートにヨーグルトケーキを作りました。
先生は23日頃からアドリア海北部・クヴァルネル地方のオパテイアの別荘に行くので、その前にもう一度お会いする約束をしました。
(from Zagreb)

7/12
本日、花の広場の地下の大型スーパーで、二人連れの日本観光客(若い女性)と知合いました。おみやげのアドバイスをしているうちに、ガイドブック「わがまま歩き」を見せてくれたので、いきさつを話したりナイーブアートのページの説明をしたりして盛り上がりました。
明日日帰りでプリトビチェ湖に行き、明後日ドブロブニクに向かうそうです。

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『わがまま歩き  クロアチア スロヴェニア』(実業之日本社/ブルーガイド)
ナイーブアートの巨匠としてラツコヴィッチ氏が紹介されています。 ラツコヴィッチ・アート・ジャパンが写真を提供しました。 

明後日は息子の元担任の先生と市場でサラダ用の野菜を仕入れ、一緒にクロアチア料理を作る予定です。彼女は64歳、あと1年教師を務め、その後は年金生活に入るそうです。保護者はもっと続けて欲しいと望んでいるそうですが、国の法律によりそれ以上は勤められないのだそうです。でも、この1年は、彼女が私の言葉と料理の先生になってくれそうです。
(from Zagreb)

7/11
こちらは、ご存知のように日が長く、9時頃ようやく暗くなります。そのため夕食も8時頃にとることが多くなりました。また、遅めの昼食をしっかり食べて夕食は火を使わない、というこちらの習慣に私たちも適応しつつあります。
「クルンピル(じゃがいも)!」と良く響く声で、ジャガイモ売りのトラックが住宅街を回り始めました。市場で買ってもキロ100円くらいなのですが、食べる量は日本人の比ではないので、こんな形でのお商売が定着しているのでしょう。
先日、ジャガイモ売りの人とご近所の人のやり取りをベランダから眺めていたら、「ジャガイモいりますか。」と聞かれました。「少しなら」というと、「ありますよ。」と15キロ入りをすすめられました。でも、残念ながらお断りしました。前回の留学では食べ盛りの息子が二人いたので買いましたが、今は市場で1キロずつ買っています。
来週、長男の3.4年当時の担任の先生にお会いします。クロアチアの小学校は転勤がないので、以前と同じところに勤務していらっしゃいました。彼女はゆっくり正しい言葉で話してくれるので、とても勉強になります。
ラツコヴィッチの本の翻訳はゆっくり進んでいます。とても難解な文章です。
(from Zagreb)

7/8
ドーラツ市場は地階にも野菜・果物売り場があります。さらに、肉・チーズ・ハム類が豊富です。市内の肉屋さんがほとんどなくなっている今、こちらの肉売り場は貴重です。冬季になると、青空市場では生鮮食品は凍り付いてしまうことがあるので、地階の売り場が繁盛します。魚専門の売り場は青空市場の一角にあって、ここもかなりの賑わいです。
日曜日はピカソ展の最終日だったので、旧市街の美術館に行ってきました。20分待ちでしたが、日本と違って一度に入場させないので、中はすいていてゆっくり鑑賞できました。
(from Zagreb)

7/5
こちらでの初めてのトマトピューレで、プーニエナパプリカ(パプリカの肉詰め)を作りました。合いびき肉300グラムでパプリカ4個分ができました。
ドーラッツ市場の地階の肉屋さんでその場でひいてもらったので、とても新鮮でした。
白ワイン・グラシェビーナと地ビールPANとともにクロアチアの夏の郷土料理を満喫しました。
(from Zagreb)

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7/2
こちらは一週間以上前からEU加盟の話題でいっぱいでした。6月30日は、イエラチッチ広場で夜8時からコンサートと式典が始まり、日本で今話題の、2チェロズの演奏もありました。24時にになると、国内の主な都市で花火が一斉にあがり、アドリア海の観光地では、2000個のお菓子がふるまわれた所もあったそうです。
 
さて、フレビネ村でのことをお知らせします。
フレビネには、ホテルがないので画家のマティナさんの家で一泊させていただきました。マティナさんは、すでに30年以上職業画家として活動しています。その日は、フレビネ観光協会で働くマティナさんの娘さんが、コプリヴニッツァ駅まで迎えにきてくれました。また、ラツコヴィッチ小学校のあるカリノヴァッツやラツコヴィッチ氏が3000点にも及ぶコレクション(国内の作家による作品)を寄贈した美術館のあるジュルジェヴァッツ(durdevac)にも案内してくれました。続きはまた。(from Zagreb)

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マティナさん親子。向かって右がブランコさん。

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かつての砦だった建物の屋根裏部分を利用していて、中庭を取り囲むようにギャラリーが作られています。

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一部は貸しギャラリーとして利用され、私がおじゃました日は、この地方のシンボルである鶏をデザインした木製作品が展示されていました。かつて、日本人の参加もあったそうです。


posted by ラツコヴィッチ・アート・ジャパン at 22:38| クロアチア便り

2013年07月15日

クロアチア便り

6/25
今日は祝日「国家の日」です。10時から聖マルコ教会でミサが行われます。ラジオやテレビではお祝いのプログラムが満載です。
22日はMさんの息子の3歳の誕生会に招かれてクラピナ温泉に行ってきました。ビール・ワイン・ラキア(プラムブランデー)などの飲み物と牛肉のグリル・チェバプチッチ・ペツィヴォ(自家製もちもちパン)など、クロアチア内陸地域の郷土料理を満喫しました。翌日は、Mさん一家とともに近くのワイナリー「Vuglec Breg ヴーグレッツ・ブレグ(丘)」に足をのばしました。その敷地内には木造の宿泊施設が点在していて、テニスコートやサッカーグラウンドなどの設備もあります。また、放し飼いのポニーが草を食む姿もあり、心がなごみます。
ワイナリーの上は本格的なレストランになっています。思いがけずラツコビッチ作品「わすれなぐさ、花束をかかえた農夫」が掛かっていて感激しました。日本からのお客様を是非ご案内したい場所です。
(from Zagreb)

6/21
夕方、ミロゴイ墓地に行ってきました。入り口の裏手の広い緑地内に、クロアチア独立後初代大統領フラーニョ・トゥジュマンの眠る墓があり、いつものようにまずお参りしてから、ラツコヴィッチ・ハンズロフスキー両氏のお墓参りをしました。
ハンズロフスキー氏の著書「ラツコヴィッチ」の翻訳は遅々として進みませんが、文章と向き合っている時、おふたりを一番身近に感じます。
(from Zagreb)

6/18
こちらは1週間ほど前から気温が30度を超え、早くも夏本番という感じです。それでも地元の人たちはほとんど帽子をかぶりません。わたしは昨日から遂に帽子と日傘といういでたちで歩いています。後ろから「奥さん雨は降ってないよ。」と言われるのを覚悟して。
今月初め、Sさんをウイーンまでお送りし、帰りは列車の旅を楽しむ計画でしたが、ブダペスト経由ザグレブ行きを薦められて乗車したところ、途中洪水が線路のすぐそばまで迫っていて、列車が大幅に遅れてしまいました。そのため乗り継ぎの列車に間に合わず、この日はブダペスト泊となりました。翌日、同時刻のザグレブ行きに乗り込みました。ブダペストを出てまもなく車窓から海のような景色が広がり、地元のおじいさんからそれがバラトン湖だと知らされました。セルリアンブルーにホワイトと少しクリーム色を加えたようなこれまで見たことのない不思議な光景でした。それから湖に沿って3時間近く列車が走り、各駅停車する度に若者達がリュックを背負い自転車を転がして降りていく姿が印象的でした。
国境の町Koprivnicaはラツコヴィッチ氏の生まれ故郷Karinovacの近くです。そこには、氏の名前のついた小学校があると聞いています。車窓に広がる平原・オレンジ色の屋根の家々、そして風に揺れる木立を眺めながら、幼い日の氏の姿に思いを馳せました。
ザグレブ市内の公園では、コースというむくどり位の大きさで、色は黒、黄色のくちばしをもつ鳥がさえずっています。声の質はうぐいすに似ていて、それが歌っているようであり、おしゃべりしているようにも聞こえます。我が家の周りでは、朝4時頃から鳴き始め、暗くなる寸前の9時近くまで続きます。同じ声はスロベニアでもウイーンでも聴いたので、ラツコヴィッチ作品に描かれている小鳥はコースかもしれないと思い始めています。
(from Zagreb)

6/11
Sさんが2週間の滞在を終えて、6日に帰国されました。お墓参り、ラツコヴィッチ家訪問、美術館鑑賞の他、スロベニア、イストラの旅など充実した日程だったと思います。こちらはようやく夏らしい陽気になり、市内は観光客でにぎわっています。家にいるときはできるだけラジオを聴くようにし、耳を慣らしています。今ピカソ展とカラバッジオ展をやっています。ミマラ美術館では常設展のほか平山郁夫小品展をやっています。物価は上がっていますが、市場を利用すればかなり節約できます。ちなみにビールはキオスクで500ミリリットルが9クーナでした。市電のキップはザグレブカードのほか30クーナで方向に関係なく90分乗り放題が今のところ一番お得です。運転手から買うと、なんと15クーナです。今後は3ヶ月定期の購入を考えています。明日は大使館に出向く予定です。
(from Zagreb)


posted by ラツコヴィッチ・アート・ジャパン at 15:58| クロアチア便り

クロアチア便りが始まります

5月から、ラツコヴィッチ・アート・ジャパン山崎冨美子さんのクロアチア・ザグレブでの生活が始まりました。
ラツコヴィッチ氏に関する話題から生活のことなど、クロアチアからの便りをこちらのブログでアップしていきます。(ラツコヴィッチ・アート・ジャパン スタッフ)


posted by ラツコヴィッチ・アート・ジャパン at 15:49| クロアチア便り