2015年08月26日

茅ヶ崎の思い出7  カフェ・レストラン・ベルクとのご縁

 茅ケ崎展も終盤を迎えた8月6日、新宿のベルクで見つけたという案内状を手に、一人の女性が来場しました。
 ベルクといえば、2010年の8月にラツコヴィッチ作品を展示したお店です。会期中は当時のクロアチア大使・シュタンブク氏をはじめ、たくさんのラツコヴィッチファンが駆けつけてくれました。
 豊富な品揃えのビールと健康的で美味しい料理、本格的なコーヒーが味わえる魅力的なカフェ・ベルクは午前7時から夜11時まで1日中賑わっています。
 この夏、ラツコヴィッチ・アート・ジャパンは「再びベルクで展覧会を。」という目標をたてました。テーマを決め、展示作品を選ぶ中で新たな発見があり早くも次回展に思いを馳せています。

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当時のクロアチア大使・シュタンブク氏と



posted by ラツコヴィッチ・アート・ジャパン at 23:35| ラツコヴィッチ作品

2015年08月23日

茅ヶ崎の思い出6

 茅ヶ崎展の準備をしていた頃、勤務先の3年生と一緒に立体絵画の模写に取り掛かり始めていました。
 生徒たちはゴッホ・クレー・ルソー・などの作品を、私はラツコヴィッチの「赤い仔馬」を選びました。
 この立体絵画を完成させるのが私の夏休みの宿題です。

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posted by ラツコヴィッチ・アート・ジャパン at 22:26| ラツコヴィッチ作品

2015年08月22日

茅ヶ崎の思い出5  母のガラス絵

 ギャラリーを訪れる方からガラス絵についての質問が多かったので、母の作品を手に取ってもらいながら描き方を説明しました。最初は首をかしげていた人たちも「難しそうだけど描いてみたいです。」と仰っていました。母はザグレブ滞在中に、クロアチア語を勉強しながらラツコヴィッチ氏のアトリエに通い、ガラス絵の手ほどきを受けました。
 当時、世界中のお客さんをお迎えした居間の隣の、小さな机が仕事場でした。母は氏と向かい合うようにして黙々と描いていました。帰国後は絵を描かなくなった母ですが、今でも10枚のガラス絵を大切にしています。
 先日母から引き継いだ道具箱を整理したところ、ラツコヴィッチ氏から譲り受けた筆が入っていたので、ドイツ製の細筆で模写の仕上げをしました。

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posted by ラツコヴィッチ・アート・ジャパン at 23:29| ラツコヴィッチ作品

茅ヶ崎の思い出4  小さなお客さんたちの鑑賞会

 8月7日の思い出深い鑑賞会のきっかけは、クロアチア刺繍の施されたワンピースと民族衣装の帽子でした。
 サザン通りを歩いていた冨田さんは大きな窓から見えた鮮やかな刺繍に惹かれ、ギャラリーのドアを開けたそうです。 冨田さんは鑑賞の後、自身が代表をなさっている「赤ちゃんからのアートフレンドシップ協会」の紹介とラツコヴィッチ展での鑑賞会の提案をなさいました。
 約束の日の朝、若いお母さんたちに連れられて1歳の坊やと4歳の女の子2人がギャラリーを訪れました。1歳の坊やはお母さんにだっこされ、女の子たちは静かに、思い思いに絵を見ていました。
 最後に冨田さんが「どの絵が一番好き?」と尋ねると、3人の小さなお客さんたちはそれぞれお気に入りの絵を指さしてくれました。

赤ちゃんからのアートフレンドシップ協会
http://www.art-friendship.org/

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posted by ラツコヴィッチ・アート・ジャパン at 23:24| ラツコヴィッチ作品

2015年08月13日

茅ヶ崎展での新しい出会い

 茅ヶ崎展(7月26日〜8月9日)には、地元茅ヶ崎市内はもちろんのこと東京、埼玉、遠くは函館、津南町からもファンが駆けつけてくれました。特に後半は、タウン誌や神奈川新聞掲載・地元FMラジオでの紹介を受けて近隣地域からの来場者が増え、「素晴らしい作品を見せて頂き有難うございました。癒されました。」と、笑顔でギャラリーを後にする姿に励まされました。
 来場者の中にはクロアチア旅行経験者も多く、思い出話に花を咲かせていました。
 幼いお子さんをだっこして鑑賞して下さった女性、2度・3度と訪れじっくり味わって下さったご高齢の紳士など、茅ヶ崎展で得た素晴らしい出会いに感謝し、次の目標に向かって精進するという気持ちを新たにしました。

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posted by ラツコヴィッチ・アート・ジャパン at 00:17| ラツコヴィッチ作品

2015年07月20日

祭りへの想い

 ラツコヴィッチが描いた「祭り」を見ていると、踊りだしたくなるメロディーと、楽器を奏でる村人たちの笑い声が聞こえてくるような気がします。
 クロアチアで催される祭りには、音楽と美味しい民族料理や手作りのお酒が欠かせません。夜を徹して語り合ったり自慢のワインを酌み交わしたりする姿は、日本の祭りに通じるものがあるように思います。
 一昨年の6月、ハンガリーとの国境近くの町ジュルジェヴァッツを訪ねた折、偶然「Picokijada,鶏祭り」の準備の様子を見ることができました。会場になっている城塞跡は現在ラツコヴィッチ美術館になっています。
 かつて、この地を攻めてきたトルコ軍を若い鶏の力を借りて撃退したという伝説に因んでこの祭りが行われているそうです。
 いつかこの町で唯一のホテル「ピーコック」に宿を取り「鶏祭り」を満喫してみたいと思います。
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  <祭り 1992年> 7/26日からのラツコヴィッチ展で展示されます。

クロアチアのナイーブアート イワン・ラツコヴィッチ展
−四季「夏」に見る赤の魅力と祭りへの想い−
2015 年7月26日(日)〜8月9日(日) 
CREATIVE SPACE HAYASHI


posted by ラツコヴィッチ・アート・ジャパン at 15:54| ラツコヴィッチ作品

四季「夏」に見る赤の魅力

 ラツコヴィッチ作品にしばしば登場する赤は、スカーレットレッドです。遡れば1956年に制作された「かがり火」の炎や村人の衣装も赤く彩られています。
 「夏」のテーマは麦の収穫ですが、実際の麦はむしろゴールドに近く、彼があえて赤く彩色したのには画面構成上のねらいがあったのではないかと思います。
 かつて彼は「赤い馬」の赤について次のように語っています。
「私は子供の頃、自分の馬が欲しくてたまらなかった。ある時、夢に真っ赤な馬が現われたんだよ。」
 彼は、幼年時代に見聞きした懐かしい故郷の情景を生涯描き続けました。中でも、牛や馬・そして鶏は家族であり、自分たちを守ってくれる存在でもありました。村人たちの歌声と共に蘇る麦の収穫や、かけがえのない生き物たちを赤く描いたのは、画面構成上のねらいとそれらに対する崇高の念からではないかと考えます。

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 <四季(夏)1973年>

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 <赤い仔馬 1992年> <赤い馬 2002年> 7/26日からのラツコヴィッチ展で展示されます。

クロアチアのナイーブアート イワン・ラツコヴィッチ展
−四季「夏」に見る赤の魅力と祭りへの想い−
2015 年7月26日(日)〜8月9日(日) 
CREATIVE SPACE HAYASHI


posted by ラツコヴィッチ・アート・ジャパン at 14:53| ラツコヴィッチ作品

2015年05月10日

母の日

 今日は母の日です。我が家の庭のシャクヤクと都わすれが見ごろを迎えていたので、花束にして母に届けました。母は私達と共にザグレブに住み、60歳を過ぎてからクロアチア語を学びました。さらにラツコヴィッチ氏のアトリエでガラス絵も習いました。
 28年前、私の背中を押してくれたのも4年半にわたる留学生活をずっと応援してくれていたのも母でした。
 クロアチアで家族そろって「母の日」を迎えた日、ラツコヴィッチ氏は私たちにバラの絵をプレゼントしてくれました。

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posted by ラツコヴィッチ・アート・ジャパン at 17:17| ラツコヴィッチ作品

2015年04月06日

高橋若菜さんのピアノコンサート

 5日、高橋若菜さんの「こどものためのコンサート」に行ってきました。会場は八千代台駅から徒歩5分ほどの閑静な住宅地の中にありました。
 開演1時間前にはラツコヴィッチ作品を飾り終え、リハーサルのピアノの響きに耳を傾けながら本番を待ちました。
 間もなく会場はお客さんでいっぱいになりました。来場者の半分近くが子供たちでした。中には赤ちゃんを連れたお母さんの姿もありました。
 第二部のプログラムの前にスピーチの時間を頂いたので、ラツコヴィッチ作品からあふれでる「春の喜び」、「自然に向けられた作者の想い」について話しました。
 ピアノ曲が醸し出す景色や色彩を、大人も子供も感じ取ることの出来るアットホームなコンサートでした。

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posted by ラツコヴィッチ・アート・ジャパン at 22:19| ラツコヴィッチ作品

2015年03月09日

国際婦人デー

 今日3月8日は国際婦人デーです。1904年ニューヨークで婦人参政権を求めてデモが行われた日を記念して定められました。
 イタリアでは男性から日頃の感謝を込めて女性にミモザが贈られることから「ミモザの日」と呼ばれているそうです。
 ラツコヴィッチ作品にも花束を抱える農夫の絵があります。このテーマにに取り組み始めたのは1990年頃で個展に駆け付けた日のことを覚えています。
 2001年両親を案内してクロアチアを旅した折、母は「ピンクの花を抱えた農夫」をプレゼントされました。
 婦人デーにはこの作品を眺めながら、ラツコヴィッチ氏との思い出にひたります。

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posted by ラツコヴィッチ・アート・ジャパン at 22:47| ラツコヴィッチ作品