2017年01月05日

クロアチアの冬(10)

 クロアチアの冬にはクラシック音楽がよく似合います。
 年末が近づくと、ザグレブのリシンスキーホールのプログラムは一気に華やかになります。
 最も人気の高いザグレブフィルのニューイヤーコンサートには、美しい装いの紳士淑女たちが詰めかけ至福の時を過ごします。
 年末にニューイヤーコンサートをするわけを尋ねると、コンサートマスター曰く「元旦は自宅でウイーンフィルの演奏を楽しむんだよ。」とのことでした。
 一方、クロアチア国立劇場では白鳥の湖やくるみ割り人形など、とっておきのプログラムが組まれ、11月初めに売り出されるチケットはすぐに完売してしまうそうです。

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クロアチア国立劇場のホールで観客を出迎えるくるみ割り人形の装飾

posted by ラツコヴィッチ・アート・ジャパン at 11:33| クロアチア

2017年01月03日

クロアチアの冬(9)

 冬のアドリア海は温暖で湿気もあるので、夢中になって歩くとコート入らずで汗ばむほどです。
 ザダールでは、初めてSOBE(民宿)を利用しました。民宿といっても日本のそれとは違っていて設備も部屋の作りも様々です。
 このとき泊まったのは一番シンプルなSOBEで、ベッドが二つとトイレ付きシャワー室のみでした。
でも1泊2,000円は格安で、3食いろんなタイプのレストランを楽しめるのも魅力です。
 観光案内の女性の話では、もっと良い条件のSOBEがあるとのこと。
 「次回は当日でもこちらで予約可能ですよ。」と言われました。

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posted by ラツコヴィッチ・アート・ジャパン at 23:04| クロアチア

2016年12月28日

クロアチアの冬(7)

 シベニクのバスターミナルから聖フランシスコ教会を目指して歩くと、左手にシベニク湾が見えてきます。
 海岸に沿って聖ヤコブ大聖堂の手前までが、フラーニョ・トゥ−ジュマン大統領通りです。
 海に面して軒を連ねるレストランは営業していたので、ここでランチタイムを楽しむことにしました。魚のスープ・サラダ・魚のグリルと、なぜか赤ワインを注文。
 一人「ワインで海に挨拶(乾杯)」をしていると、奥からはジュージューという音が聞こえてきて「私だけのために炭火で焼いてくれている。」と、感動したのを覚えています。

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トゥージュマン通り
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この日のランチ
posted by ラツコヴィッチ・アート・ジャパン at 22:20| クロアチア

2016年12月24日

クロアチアの冬(6)

 5年前の大晦日、私はザグレブの聖母被昇天大聖堂の前にいました。数え切れぬほど通った場所ですが、この日大聖堂前の広場にはイエス生誕に因んだテーマパークができていました。
 クロアチア共和国が独立してからは、街にクリスマスソングが流れ、イエラチッチ広場には、市民が集う市も立つようになりました。明るく華やかムードと、これまで通りの神聖な雰囲気が融合するクロアチアの冬は何度体験しても魅力的です。

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posted by ラツコヴィッチ・アート・ジャパン at 14:05| クロアチア

2016年12月22日

クロアチアの冬(5)

 ザグレブ郊外に住んでいた頃、ご近所を散歩中にすれ違う人たちから出る言葉「Zima!(寒いですね。)」はとても印象的でした。夫はこの言葉が気に入っていて、挨拶代わりに今でも口にしています。
 Zimaは本来「冬」ですが「ズィーマ」と伸ばし、アクセントを強調すると少し意味合いが変わってくるのが興味深いです。クロアチア語の面白さは語り尽くせませんが、発音が日本語と同じ言葉が多く中学生への「言葉クイズ」は毎回大好評です。

posted by ラツコヴィッチ・アート・ジャパン at 17:03| クロアチア

2016年12月18日

クロアチアの冬(4)ザダールからプリモシュテンへ

 5年前、50代最後の旅で念願のザダール行きが実現しました。
 宿泊先はsobeと呼ばれている民泊。
 ここで2泊したおかげでシベニク、プリモシュテンまで足を延ばすことができました。
 直径わずか300メートルほどの円形の半島に作られたプリモシュテンは、かつては本土と跳ね橋で結ばれていたそうです。町の玄関口にあたる広場にはシンプルで可愛らしいツリーが旅人を出迎えていました。
 シーズンオフだったため、レストランはすべて閉まっていましたが、唯一営業していたカフェテラスでアドリア海の眺めを満喫しました。
 活気あふれる夏のプリモシュテンに思いを馳せながらシベニク行きのバスに乗り込みました。

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posted by ラツコヴィッチ・アート・ジャパン at 18:25| クロアチア

2016年12月15日

クロアチアの冬(2)

 1992年に帰国して以来、私は冬にクロアチアに行くことが多くなりました。
一人でイエラチッチ広場に行き、ザグレブっ子達に混じって年越しをすることも何度か経験しました。
 この季節の楽しみは国立オペラ劇場で上演されるバレーです。両親を案内した年は「白鳥の湖」。その後の一人旅では「くるみ割り人形」やコメディタッチのクロアチアの演目を鑑賞しました。
 オペラ劇場の緞帳になったラツコヴィッチ作「立ち枯れる木々」に、いつか出会える日の来ることを願っています。

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年老いて朽ちていく木々に花束を贈っている絵です。 

posted by ラツコヴィッチ・アート・ジャパン at 21:44| クロアチア

2016年12月07日

クロアチアの冬(1)

 ツリーの飾りは、白とシルバーが基本
 街角にモミの木が並び始めるこの時期、市民は部屋の広さ・天井の高さに合った木を買い求めます。
 商店には飾り用のオーナメントが並び、子供も大人も神聖で華やかな日々を楽しみます。
 ツリーの飾りつけは各家庭でそれぞれの趣がありますが、基本の色はとてもシンプルです。

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ラツコヴィッチ家のツリー
posted by ラツコヴィッチ・アート・ジャパン at 12:06| クロアチア

2016年10月29日

11月はStudeni

 クロアチアで11月のことを「Studeni」というのは、各大学の講義が本格的に始まる時期だからです。英語のstudentと語源は同じです。
 旧ユーゴスラビア時代は、「Novembra」も使っていましたが、独立後はクロアチア独自の言い方を大切にしている人がほとんどです。日本語で言うと「霜月」にあたると解釈し、私も努めて使うようにしています。
 30年前、ザグレブ大学哲学部クロアチア語コースの講義が始まったのは10月でした。10代の若者たちと机を並べて勉強したことは懐かしい思い出です。

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posted by ラツコヴィッチ・アート・ジャパン at 21:23| クロアチア

2016年01月05日

クロアチアのお正月

 クロアチアの家庭では12月から飾られていたツリーは、年が明けてもそのままです。イエラチッチ広場の大きなツリーも、7日までは美しイルミネーションと共にザグレブっ子たちの目を楽しませてくれます。
 ザグレブで迎えた初めての冬、私たちは家に届いた本物のモミの木に心躍らせ、その根元にキリスト生誕の絵を飾りました。
 あれから30年が経ちましたが、我が家ではお正月を過ぎてもクリスマスカードを飾るのが習慣になっています。今年はペイアコさんから届いたのカードが玄関でお客様を迎えてくれています。

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ペイアコさんのHP >>>

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ペイアコさんから届いた夏ミカンとリリー

posted by ラツコヴィッチ・アート・ジャパン at 12:36| クロアチア