2024年01月23日

4年半ぶりのクロアチア旅行

 コロナウイルスの感染拡大のため、延期されたままになっていたクロアチア旅行を、この年末年始に実現させることが出来ました。
 今回の旅を思い立ったのは半年前でしたが、体調が万全でなかったことや猫二匹を家族に迎えたことなどからなかなか決心がつきませんでした。
 それでも、留学時代の恩人やラツコヴィッチ家の皆さんにお会いするには今しかない、という気持ちを家族に伝えると快く背中を押してくれました。
 旅のルートをイスタンブール経由にしたのは、乗り換えの待ち時間を入れてもザグレブまで17時間だったことが理由でした。


posted by ラツコヴィッチ・アート・ジャパン at 12:42| クロアチア便り

ラツコヴィッチ家の新しい家族

 数年ぶりにラツコヴィッチ家を訪問しました。
 遠い日本からの来客を猫のミスラブが迎えてくれました。
 イワナさんの話では、年末に通りで出会ったのだそうです。とても人懐っこくて、良く遊ぶ子でツリーに上って飾りを落としてしまういたずらっ子だそうです。ボール遊びが大好きで、私がプレゼントしたゴルフボールも気に入ってくれました。
 もう一人の家族はペイアコさん手作りのおしゃれな猫ちゃんです。クリスマス飾りに馴染んでいました。

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ラツコヴィッチ家の新しい家族 ミスラブ君

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ペイアコさん作の猫
posted by ラツコヴィッチ・アート・ジャパン at 12:33| クロアチア便り

2023年10月14日

芹沢_介のガラス絵

 縦6センチ・横5センチの芹沢_介のガラス絵は、柏島屋50周年記念「砂川七郎コレクション展」の会場にありました。
 黄色い湯飲み茶わんを包み込むように持つ手がふくよかで暖かです。
 単純化された画面と背景の赤が魅力的でテラコッタの額縁も素敵でした。
 「今見ヨ」という題名も興味深いです。


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『今見ヨ』 1979年制作

posted by ラツコヴィッチ・アート・ジャパン at 22:54| 日記

2023年10月13日

晩秋「猫じゃらしと柿の葉」

 毎日の散歩の楽しみは自然との出合いです。
 見上げれば、抜けるような青空とひつじ雲。足元には葛の葉に混じって猫じゃらしがあります。
 この夏、猫たちの心の友となってくれた猫じゃらしはドライフラワーになりつつありますが、場所を選べばまだまだ緑色を保ったものを発見することが出来ます。
 紅葉した柿の葉との相性も良さそうです。
 さて、玄関で私を出迎える猫たちの視線は手に握られた猫じゃらしに向けられ、ぽっちゃり型の5歳のママ猫(ちい)は大ジャンプをします。
 その後3歳の娘猫(しい)が狂喜乱舞して遊びに興じるので、猫じゃらし担当の私にとって皮の手袋は必需品です。


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posted by ラツコヴィッチ・アート・ジャパン at 21:32| 日記

2023年10月09日

トルココーヒーのおもてなし

 クロアチアでは、細かくした粉を専用の鍋で沸かすトルココーヒーをご馳走になることが多いです。街のカフェではなかなか味わえないもので、素朴な味とほどよい甘さが癖になります。
 淹れ方は家ごとに少し違うようですが、私が習ったのはカップで人数分の水を入れ、コーヒーの粉と砂糖をスプーンで測って入れて沸かす方法です。
 この時、よそ見をしていると吹きあがってしまうので要注意です。
 飲み終えたらカップを皿にふせて少し待ちます。我が家では、カップに残った粉の形でコーヒー占いを楽しんでいます。


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posted by ラツコヴィッチ・アート・ジャパン at 22:03| クロアチアの食

2023年10月01日

サモボルの名物菓子・クレムシュニテ

 このケーキとの出合いは21年前に遡ります。
 函館の太鼓楽団「ひのきや」がサモボルでイベントを行った際、演奏後に立ち寄ったカフェで味わったケーキがあまりにも美味しく、またそのボリュームとふんわりとした食感に圧倒され、ずっと気になっていました。
 町の中心地トミスラヴ広場に面したカフェ・プロラズのクレムシュニテは、日本のテレビでも紹介されています。かつて、タレントのベッキーが「ヨーロッパで食べたケーキの中で一番美味しい」と語っていました。
 私の周りでもファンが多く「クレムシュニテのレシピを教えて欲しい。」という依頼があるほどです。そこで、ザグレブの友人から習ったレシピを自分なりに工夫して、クレムシュニテを作ってみました。
 10年前にサモボルを旅した夫が太鼓判を押してくれたので、完成宣言をしてみたいと思います。
 パイ生地の下に生クリームを挟むとスロベニアのブレッド湖のケーキに近づき、チョコレートがかかるととザグレブ風になります。ザグレブのものは試作中です。


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posted by ラツコヴィッチ・アート・ジャパン at 16:54| クロアチアの食

2023年09月24日

フレビネ風手羽スープ

 フレビネ村の女性から習ったスープはコラーゲンたっぷりで、ニョッキを添えると美味しく我が家の定番料理です。
 ニョッキのレシピは様々ですが、今日はやすよさんから伝授された方法で作りました。
 同じ生地でプルーン団子も作れます。
 やすよさんはザグレブ大学の教授で数学者デヴィデ氏の奥様です。デヴィデ氏はクロアチアに禅と俳句を紹介し広めた人として有名です。


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posted by ラツコヴィッチ・アート・ジャパン at 14:42| クロアチアの食

秋の訪れ

 町内の花壇にもようやく秋の花々が咲き始めました。夏の暑さに強い千日紅や百日草に混じってまず姿を見せたのは、酔芙蓉やオレンジ色のコスモスです。
 花壇のお世話をしているご夫婦の勧めで花束を作ってみました。
 クロアチアの市場で売られていたザグレブブーケを思い出してうっとり。
 草花を飾ると猫たちが目ざとく見つけてかじりつこうとするので、玄関先に置いてみました。
 周りの緑に調和した姿が美しく、改めて自然の魅力に気づかせてもらった気がしました。


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posted by ラツコヴィッチ・アート・ジャパン at 12:04| 日記

2023年09月21日

ラジオ講座

 2年ぶりにラジオ講座・中学生の基礎英語を聴き始めました。
 日頃、生徒たちに「外国語の読み書きができると幸せになるよ。」と言っているので、
まず私が実践してみせようと思った次第です。
 この講座を最初に聴いたのは、12歳の頃でしたから何と半世紀以上のお付き合いになります。
 夕飯を早く済ませ、19時にはテキストを広げるようにしているのですが、決まって猫たちが
CDプレイヤーの傍に座り込み、遊びのおねだりをしてきます。
 机に向かっていると暇そうに見えるのでしょうね。


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posted by ラツコヴィッチ・アート・ジャパン at 21:28| 日記

2023年09月19日

トマト味のサルマ

 サルマはクロアチアの代表的な料理の一つです。
 普通はキッセロクプス(醗酵キャベツ)でひき肉を包むのですが、我が家では普通のキャベツを使い、自家製トマトピューレをたっぷり入れたスープで煮込むことがあります。
 ひき肉と合わせるのはパン粉ではなくお米です。
 仕上げにニンニク、玉葱、小麦粉をじっくり炒めて作るクロアチア風のルウを加えます。


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posted by ラツコヴィッチ・アート・ジャパン at 22:17| クロアチアの食