2023年09月19日

たまごせんべい(わくい煎餅)

 津南、十日町を旅した友人からお土産に「たまごせんべい」を頂きました。
 この煎餅を製造しているのは長野県境に近い津南町宮野原にある「わくい煎餅」さんです。
 かつてこの地区の小学校に勤務した折、数名の3年生を引率して工場見学をさせてもらったことがあります。
 こじんまりした工場は甘い香りが漂っていて、児童たちも私も自然と笑顔になっていました。
 注文は全国からきていて、焼き印は500種類以上あると聞いてびっくりしたのを覚えています。

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posted by ラツコヴィッチ・アート・ジャパン at 22:14| 日記

2023年09月10日

夏の終わりに

 イチジクの収穫が終わりました。
 2階の高さまで伸びた木を見上げ、酷暑の夏を朝夕の水だけでよく頑張ったなと思いました。
 後半は鳥たちとの争奪戦がなくなり、小さいながらも木熟したイチジクが出来ました。
 大きな葉の裏には蝉のぬけがらが9個。我が家の庭から飛び立った蝉たちに思いを馳せました。


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posted by ラツコヴィッチ・アート・ジャパン at 20:34| 日記

2023年09月09日

八重蓮華座

 勤務先の学校で八重の蓮が見事に咲きました。
 校長先生が種を発芽させ、丹精込めて育てた蓮です。
 夏休み明けにこの大輪の花を見た時、かつて鑑賞した京都の東寺に収められている大日如来の八重蓮華座を思い出しました。
 早速、理科支援員さんの力を借りて調べたところ、「白雪公主」という名前であることが分かりました。蕾もふっくらとしていて愛らしいです。


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posted by ラツコヴィッチ・アート・ジャパン at 22:27| クロアチア便り

手賀沼沿いの農産物直売所

 新潟出身の夫の好物である水なすを求めて、私が足しげく通う野菜の直売所(あびこん)が手賀沼沿いにあります。
 先週、虫食いのあるビーツを見つけたので買い求め、久しぶりにサラダにしました。
 ビーツはクロアチア語でツィクラ(cikla)といい、夏の食卓を彩る真紅の食材です。
 皮ごとゆっくり茹でて粗熱が取れたら皮をむいてスライスします。味付けはオリーブオイル、塩と酢ですが、ビーツの甘味が足りない時には砂糖も加えます。

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posted by ラツコヴィッチ・アート・ジャパン at 22:23| クロアチアの食

2023年08月30日

白ワインの炭酸割り

 夫がいつにもまして嬉しそうにワインを下げて帰宅しました。
 原産国がポルトガルの、そのワインは発泡性で口当たりが良くとても爽やかでした。
 クロアチアで味わったシュプリッツアという炭酸割りによく似ていて、留学当時の事が色々とよみがえりました。(実は白ワインの炭酸割りは高級過ぎないワインで時々愛飲しています。)
 ドイツではワインショーレと呼ばれ、ポピュラーな飲み物だそうです。
 ハンズロフスキー氏とザグレブ近郊の農村を訪ねた折、自家製ワインをシュプリッツアにしてご馳走してもらったことがあり、それ以来とても気に入っています。
 因みに、最近ザグレブのバーでは若者たちの間でコミュニケーションツールの一つとして親しまれているそうです。


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posted by ラツコヴィッチ・アート・ジャパン at 18:48| クロアチアの食

2023年08月29日

トマトピューレ作り

 北海道産の完熟トマトが手に入ったので、久し振りにピューレ作りをしました。
 トマトはクロアチア語でライチッツアですが、旧ユーゴスラヴィア時代にはパラダイスと呼ばれていて、セルビアに留学していた夫にとってパラダイスの方がなじみがあるようです。
 また、私と同世代の人達の中には「ピレー・パラダイザ」と呼ぶ人もいます。
 ざく切りしたトマトに塩を振ってひと晩置き、水分を取り除いたトマトをじっくり煮込んでから裏ごししたら完成です。
 湯せんして熱くなった瓶に出来立てのピューレを注いで蓋をし、毛布にくるんでゆっくり冷ますと常温でも保存可能です。この方法でクロアチアの主婦たちは1年分を作るそうです。
 ピューレは郷土料理のパプリカの肉詰めに欠かせないソースであり、夏のおふくろの味マフネ(いんげんの煮込み)の仕上げにも使います。


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posted by ラツコヴィッチ・アート・ジャパン at 17:12| 日記

2023年08月28日

付け合わせ ポンフリットゥ(フライドポテト)

 ザグレブのアトリエで翻訳などのお手伝いしていた頃、「Fumiko、ランチに行こうか。」と、ラツコヴィッチ氏から声をかけてもらったことがあります。
 アトリエから徒歩で行ける小さなお店でした。氏のお気に入りはイカのリング揚げで、付け合わせは皿から溢れんばかりのフライドポテト(ポンフリットゥ)でした。


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リング揚げは昨日私が作ったものです

posted by ラツコヴィッチ・アート・ジャパン at 16:37| クロアチア便り

我が家の猫たち

 保護猫の母娘を迎えてから1年余りがが経ちました。
 名前はちい(知多)と、しい(シジミ)です。
 よく食べ、よく寝る猫たちで、私にとって最高のモデルです。


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posted by ラツコヴィッチ・アート・ジャパン at 09:59| 日記

2023年08月26日

酷暑の夏に

8/24
 今朝、この夏最後のミョウガを収穫しました。
 そうめんの薬味や天ぷら、酢煮にしたものは、押しずしの主役にもなりました。
 酷暑の夏の食卓を彩り私の心の友となってくれたミョウガです。


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8/26
 猛烈な暑さは我が家の庭のイチジクの味方です。
 でも、高く伸びすぎたイチジクの樹に上るのは、高齢者夫婦にとって命がけです。
 また、熟した実を目当てにやって来る鳥たちとの競争も加わり毎日気が気ではありません。
 素人ながら袋がけの真似事もしてみましたが、完敗でした。
 というわけで、開いた形が星のようで愛らしいイチジクが収穫できたのは最初だけでした。


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posted by ラツコヴィッチ・アート・ジャパン at 21:04| 日記

2023年08月24日

久しぶりのブログです

8/21
クロアチア料理 
 最近クロアチア料理に合う「付け合わせ」を作っています。
 付け合わせの事をprilog(プリログ)というのですが、レストランでメインディッシュ注文すると「付け合わせは何にしますか。」と聞かれることが多かったのを思い出しました。
 今日は、マッシュポテトにゆでた小松菜とニンニクのみじん切り、塩、オリーブオイルを混ぜたものを作りました。
  「やどや」店主の寛史によると、小松菜の代わりにモロヘイヤもいいとのことなので試してみようと思います。
 因みにクロアチアではブリトゥヴァという葉もの野菜を使います。

 良い機会なので「旅の指さし会話帳」で身近な単語と発音の復習を始めました。

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8/19
笠間への旅 
 水曜日の笠間への旅は予想以上の収穫でした。
 日動美術館の学芸員さんとの手紙での交流は5年間にわたりますが、お会いしてみましたらやはり素敵な方でした。
 今年春のラツコヴィッチ展の案内状はお送りしていたので、私の仕事について覚えていてくれました。ホームページの事や次回の冬の展示についてお話したところ「是非拝見したいです。来年は行ってみたいです。」と、おっしゃっていました。
 
 笠間行きは48年ぶりで、前回は機織りを勉強していた同級生を訪ねる旅でした。
 当時は友人の車に乗せてもらうというお任せ旅でしたが、電車を乗り継ぎ、笠間観光周遊バスで巡る旅は格別でした。

 日動美術館には企画展示館、日本館、フランス館、野外彫刻庭園などがありとても見ごたえがありました。世界の画家のパレットを集めた部屋では熊谷守一氏のパレットも見つけました。
 入り口でブールデルの彫刻が出迎えてくれたのも嬉しく、この作家にあこがれていた学生時代を思い出しました。

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8/15
ラツコヴィッチ氏の祭りへの想い
 3月に開催した熊谷守一美術館での展覧会の記録に、解説文『祭りへの想い』を追加しました。
 ホームページはこちらです。
「村を見守る鶏」2点、「朝を告げる鶏」「ジュルジェヴァッツ『鶏祭り』のパンフレット」の下にあります。
http://lackovic-art-japan.info/laj04.html

8/13
ガラス絵体験教室
 11日のガラス絵体験教室へはナイーヴアートを勉強したいという女性(神奈川県在住)が、わざわざ足を運んで下さるというので、これまで学校やワークショップのために考えた手順で行いました。11時スタートの予定でしたが、お盆ラッシュの影響で30分遅い開始でした。
 13時にYADOYA のランチを予約していたので、1時間余りガラス板で線や模様の練習と、熊谷守一の作品から模写のための線描きをしました。
 ランチタイム後、乾いている線画に彩色してもらいました。
 終始「楽しくてたまらないです。」と、つぶやいていらっしゃいました。
 普段はスケッチする時間が作れないと悩んでいらっしゃいましたが、これからは、昼休みにアイデアスケッチをするよう心がけたいとおっしゃていました。
 
 教える活動は刺激になります。
 私にとってのナイーヴアートのテーマは猫と自然です。
 毎日、日記のように猫や身近な野菜のスケッチをしています。
 今日今年初めてイチジクを5個収穫しました。

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posted by ラツコヴィッチ・アート・ジャパン at 12:56| クロアチア便り